脊椎圧迫骨折
脊椎圧迫骨折とは
- 物を持ち上げたときに、急に腰に激痛が出現した
- 立ち上がる時、起き上がるときに腰に走る激痛。前かがみになれない
脊椎圧迫骨折とは
脊椎に圧迫された外力が加わり骨折が生じた状態。要介護の状態やロコモの状態になることが多いです。
脊椎圧迫骨折の原因
加齢、体力低下、骨粗鬆症、過労、腰部への過度のストレス、腰部に継続して加わるストレスから生じます。
脊椎圧迫骨折の治療法
- コルセットによる腰部の固定
- 消炎鎮痛剤による疼痛のコントロール
- 腰背部の筋力強化
- 腰部に負荷のかからない生活改善
- 骨粗鬆症の治療
- 手術による椎体形成術
脊椎圧迫骨折の治療にかかる期間等
骨粗鬆症の強力な治療を行うことで、早期に疼痛が緩和されます。定期的な注射による投薬で痛みの緩和と骨折の再発の予防が期待できる薬剤があります。安静の期間が長くなると、社会復帰に時間がかかりますので、医師とよく相談の上で治療法を選択することをおすすめします。
脊椎圧迫骨折について院長から一言
骨粗鬆症や基礎疾患、体力低下がある状態で、腰に負担がかかる外力により生じます。基礎疾患の治療が優先される場合もあります。また、骨粗鬆症治療が必須になることもあります。骨粗鬆症は閉経後の女性に多く、そのために女性がなることが多い骨折です。当院では積極的に骨粗鬆症の治療も行っています。安心してご相談ください。