関節リウマチ
関節リウマチとは
- 朝の手のこわばり
- 全身の関節の腫れと痛み
- 疲れやすさ
関節リウマチとは
関節の滑膜の増殖に伴い、関節が炎症を起こし、軟骨や骨が破壊されて関節の機能が障害される状態で、治療を行わないと関節の変形を生じ、関節だけではなく、貧血や全身倦怠感の症状も出現します。三十歳代、四十歳代の女性に多い疾患です。
関節リウマチの原因
遺伝的要因、ウイルス性とも言われていますが、原因の詳細はわかっていません。自己免疫疾患になります。
関節リウマチの治療法
- 抗リウマチ薬
- メトトレキサート製剤
- 生物学的製剤
- 関節に変形に対しての対症療法
- 人工関節置換術
関節リウマチの治療にかかる期間等
関節リウマチは完治をすることはありませんが、早期診断、早期治療を行うことで寛解が可能になっています。寛解が困難な場合は、寛解を目指す治療を行いながら対症療法を行うことになります。治療薬によっては、かなり高額な薬剤もあります。主治医に治療費のことも含めて相談をされることをおすすめします。
関節リウマチについて院長から一言
症状の進行を止めて、完全寛解が期待できる薬剤があります。リウマチの治療薬は、薬剤の選択、投与量調整、副作用の予防とコントロールがポイントとなります。かかりつけ医を決めて、こまめに血液検査を行い、注意深く状態を確認しながら治療薬剤と症状のコントロールを行いましょう。