頚椎症性神経根症
頚椎症性神経根症とは
- 片方の腕や手指のしびれや痛みや動きにくさ
- 頭を動かしたときの、腕や手指のしびれや痛みの出現や増強
頚椎症性神経根症とは
頚椎や椎間板の膨隆変性により脊柱管から側方に出ている神経根が圧迫されている状態です。
頚椎症性神経根症の原因
加齢や軽微な外力によって生じた頚椎や椎間板に膨隆変性による頚髄神経根の圧迫により生じます。
頚椎症性神経根症の治療法
- 急性期の安静
- 消炎鎮痛剤
- トリガーポイント注射
- ブロック療法
- 頚椎牽引
- 温熱療法
- 枕の高さを調整し睡眠時の頚部の神経根へのストレスの軽減
- 除圧固定術や椎弓形成術などの手術療法
頚椎症性神経根症の治療にかかる期間等
治療期間に関しては、神経の圧迫度や変性の度合いによって左右されます。激痛が継続する場合、筋力低下等を認める場合は手術加療が考慮されますが、痛みが自制範囲で、筋力低下を認めない症状の方は、自然治癒も期待ができます。
頚椎症性神経根症について院長から一言
症状が継続する時間が長くなると、神経の変性が回復せずに治らなくなる場合もあります。手指のしびれを感じる方は早めの診療をおすすめします。