肩関節周囲炎(四十肩)
肩関節周囲炎(四十肩)とは
- 腕が上に持ち上げられない
- 手を背中に回すことができない
- 夜、寝ていて肩に痛みを感じる
肩関節周囲炎(四十肩)とは
いわゆる、四十肩、五十肩と言われている状態のことです。
肩関節周囲炎(四十肩)の原因
肩の関節や関節の周りの腱板と言われる筋肉が傷んでしまった状態で、四十歳、五十歳になって、筋肉が弱くなって、肩関節の使い方で関節や腱板に負荷がかかり、傷がついた状態です。
肩関節周囲炎(四十肩)の治療法
- 生活習慣の改善
- 運動療法
- 消炎鎮痛薬の内服薬と外用薬
- ヒアルロン酸や消炎鎮痛薬の関節内への注射
- 凍結肩の状態が継続する場合は手術療法
スカプラエクササイスと呼ばれる肩甲骨の可動性を広げる体操、カフエクササイスと呼ばれる腱板を強化する体操、日常生活に体操を取り入れることも有効です。
肩関節周囲炎(四十肩)の治療にかかる期間等
凍結肩と呼ばれる難治性の慢性化した状態に陥らなければ、比較的に早期の改善が望めます。凍結肩という状態になりますと、数か月から年単位の治療期間になることもあります。
肩関節周囲炎(四十肩)について院長から一言
四十肩、五十肩は、様子をみていると改善すると言われることが多いのですが、様子をみていて凍結肩という状態になってしまい、症状が改善しにくくなってしまうこともあります。ぜひ気軽にご相談をください。