膝が痛い

膝の痛みについて

軟骨、関節、半月板、靭帯、関節包、滑膜の損傷が主な原因です。

どのような状態なのかは、レントゲンにより判断します。膝をよく動かしながら、動き方、引っかかりや、音を感じ原因の場所を判断します。

損傷の原因はさまざまで、膝の使い方、筋力低下、関節の拘縮、外傷、老化が挙げられます。 膝の痛みには、特に、生活指導、筋力トレーニング、運動指導が、症状の改善に効果があります。そのために大切なことは、運動を始めること、続けることです。合わせて、サポーターの着用、消炎鎮痛剤の内服、外用も、症状のコントロールには有効です。必要に応じて、軟骨の保護のために、ヒアルロン酸の関節内注射を行うことも考慮に入れます。

もし運動を積極的に行えない場合は、干渉波による電気療法も有効です。 すべての治療を行っても症状が改善しない場合は、連携施設での手術による治療もご提案します。

部位別症状に戻る

文責 
 矢吹整形外科院長 
 日本整形外科学会専門医 
 矢吹 尚彦