おはようございます。
今日も有難うございます。
9月28日の日曜日の朝です。
予想最高気温は、28度の横浜の朝です。
秋晴れの日曜日です。
読書の秋という言葉を思い出し…
喜多川泰さんという方が書かれた…
「いただきます」という本を読ませていただきました。
「いただきます」の意味?
中学校のときの国語の先生に教わったことを思い出します。
あなたの命をわたしの命に代えさせていただきます…
という話をしていただきました。
当時は、成長期で、食べることの意識はあまりなく…
本能のおもむくままにいただいていたようにも思います。
人間って、エゴな生き物です。
好きなものを、好きなようにいただけるのは、当たり前ではなく、有難いことです。
喜多川さんの世界観…
喜多川さんが、教育者で塾の経営者ということもありますが…
「いただきます」という作品以外にも、こころにしみる作品が多く存在しています。
現代社会や現代文明では…
当たり前に食事ができる環境なのですが…
実は当たり前ではない…
いただいているものの、それまでの経緯や歴史、思いを感じて、自分の命に代えさせていただいている…
そんな気づきを、とある若者が気がついて成長していく過程を描いた作品です。
自分自身の命もいただいているもの。
当たり前になってしまうと、そんなことも忘れがちなってしまいますが…
当たり前ではないんですね。
いただけるようになるまでには、様々な、ご縁であったり、つながりがあったりするわけです。
宇宙全体のつながりも関係していたりとかもします。
全ての存在がいただいているものであることを、忘れないように…
そんな思いで書かれている作品のように感じました。
生きていけていることは、いただいているということを気がつかせていただけます。
豊かと思わされている現代社会に暮らしていると…
つい、忘れがちになってしまうことを思い出させてくれました。
喜多川さん、有難うございます。
現代社会に暮らしていると、当たり前のことが多くなってしまいます。
大切なことを、思い出させてくれたり、気がつかせてくれるのが、喜多川作品の特徴です。
いただきますと…
そして…
「ご馳走さまでした」
この言葉、大切にしたいですね。
生きていけることは、当たり前でなく、有難いことで…
いただいているものであることを、忘れないようにしたいですね。
読書の秋は、ちょっと素敵です。
有難うございます。
どなた様も、素敵な秋のひとときをお楽しみください。
