運動のやり過ぎには?

ゴールデンなひとときも過ぎて、本格的に5月になりました。

新社会人は5月病?

新入生は、クラブの仮入部も終わる時期でしょうか?

痛みラボでもポストしたのですが、学童期の運動には、少し、注意が必要です。

学童期や成長期の運動は、やり過ぎには注意です。

運動を続けていると、やればできることが増えてきます。

できることが多くなり、うまくできるようになるのが、運動の楽しいところです。

運動、つまりスポーツです。

でも、学童期、成長期に運動をやり過ぎてしまうと、傷んでしまうところが出てくることがあります。

代表的なものでは…

腰の痛みですと、腰椎分離症。

膝だと、オスグッド病。

下腿だと、シンスプリント。

野球だと、野球肘。

それだけではありませんが…

聞いたことがある名前ではないでしょうか?

どれも、運動をやり過ぎで生じるものです。

痛みは根性で乗り切れ!

ということを大切にすると、上記のような状態になってしまいます。

実は、使い過ぎでなってしまう病気で、休めば、ならないのです。

スポーツや運動の技術の向上には、確かに努力と根性は必要です。

少しの痛みを乗り越えることも、筋力アップのためには必要です。

ですが、あまり頑張りすぎると、壊れて、元には戻りにくくなります。

痛みが続いているな?

と思ったら、たまには運動を休んでみるということも必要です。

また、たんぱく質やアミノ酸、カルシウムを栄養として充分に摂ること。

睡眠時間も確保することが、学童期や生長期に運動を続けるためには重要になります。

もちろん、成長期や学童期ではなくても、睡眠と栄養は重要ですが…

あとは、正しい運動のやり方も学ぶ必要があります。

ウオーミングアップとストレッチも怪我の予防のためには重要です。

ストレッチは怪我の予防だけではなく、パフォーマンスの向上のためには必要です。

楽しいはずの運動が、やり過ぎで痛みを感じて嫌になってしまう…

そんなことは、できれば、防ぎたいものです。

休んで改善しない痛みは、要注意です。

疲労骨折が完成してしまうと、治癒までには時間がかかってしまうことも多いですね。

状態によっては、手術が必要になってしまう場合もあります。

運動は、体の声を聞きながら、適度に頑張りたいものですね!