「関ヶ原」を観て

観ましたよ?

久々に映画館で…

役所広司さんの熱演が光ります。

熱演というか、役所さんは名優です。

もちろん、岡田准一さんも、いい役者さんです。

石田三成と家康の新たなイメージが出現しました。

まあ、役所さん、すごいですよ?

作り上げてきました。

実は、そんなに見所が多い作品ではありません。

役所さんと岡田さんの演技合戦の関ヶ原という感じでした。

実際の「関ヶ原の合戦」は数時間で勝敗が決まってしまったようですが…

いわゆる数の要因が大きいのでしょうね?

数をどうやって集めるのか?

そして、質を担保した数をどの程度集めるのか?

そこに、殺し合いを加味して、決まるわけですね。

現代政治にも通じるものがあるかと感じました。

裏切ったり、手なづけたりして、数を担保する。

もちろん、参加資格は問われるわけですが…

合戦はするぞと言ってから、始めるのが戦。

最後の最後に選挙をするのか?

それとも戦で殺し合いをしながら決めるのか?

まだ、現代社会の方が幸せかも、と思えるのがうれしく有難いですね。

映画の内容よりもそんなことを思った感想になりました。

もちろん、映像にも惹かれるものがあり、ロケ地巡りでもしようかな?

そんなことも思いましたね。

司馬遼太郎さんの原作。

淡々とした流れと語り部が、そんなところも、きちんと感じさせてくれますが、小説であることは間違いがありません。

司馬さんの小説は読み流しやすいのですが、歴史に関しては、ちょっとどうなの?

本当なの?

という意見があるのも理解ができますね。

この映画も、そんなことを感じさせてくれます。

ちょっと長尺なので、少し中だるみもあった作品でした。

深みを感じられなかったのは私だけでしょうか?

でもね?

映画館で観ると何かをかんじられますよ?

実は四百年前の出来事が関ヶ原の合戦です。

そして、80年前の出来事が太平洋戦争です。

いま、日本は平和を堪能できています。

先人たちのおかげですね?

平和のおかげですね?

運動もいいけれど、文化や芸術も楽しめるのが秋の日本のいいところ。

運動よりも文化を楽しみたいとお思いの方は、お休みには映画館での鑑賞をおすすめしておきますね?

映画は映画館で観るように作られています。

映画館で観ることで、監督さんや作り手さんの気持ちまでもが伝わってきますよ?

さあ、楽しんでみませんか?

いいですね?

はいっ!