「フロントライン」を観て?

おはようございます。

今日も有難うございます。

6月26日の木曜日。

予想最高気温は、30度から31度の横浜の朝です。

曇り空が広がっています。

昨日は、豪雨の予報でしたが…

拍子抜けの感覚です。

午後は穏やかな天気でした。

予報というか、予想と現実は違っていましたね。

今年の夏は猛暑とあおられており…

扇風機も品薄になっているのだとか…

情報に思うところもあります。

情報と言えば?

コロナ禍という言葉がありました。

5年前のことです。

そんなことがあったのです。

何だったのだろうか?

過ぎてしまうと…

そういう感じがします。

未知のウイルスと煽り立てられて…

行動を制限されました。

命の危険が…

と言われていました。

実際に、命を落とされた方も、それなりにいらっしゃいました。

発生当初は、その性質がわかっていなかったので…

世の中全体が、かなり混乱していました。

もう、あれから5年です。

あれは何だったのだろうか?

ふと考えることがあります。

当初の混乱ぶりが、明確になったのが…

横浜に停泊していた豪華客船への対応でした。

そのことを報じるメディアから、世の中に噂のようなものが伝播されていき…

ウイルスも伝播されていったようにも思います。

豪華客船の対応の話が、映画として制作をされて、現在公開中です。

「フロントライン」という作品です。

医師会が協賛をされているということで…

観てきました。

ドキュメントではなく、リアルをうたった作品です。

ノンフィクションとも言えません。

豪華な役者さんが出演をしており…

なんとなく、熱い想いを被せて格好よさも見せつつ…

演技をされていました。

完全なエンターテイメントではなく…

でも、観てもらいたいという意図は感じられる内容です。

制作費は回収したいという思いとあるのでしょう。

何かをもって、見たいと思わせる仕掛けは必要なのだと思います。

ドキュメントにしなかったことで、少し格好よさを見せることで、エンターテイメントの要素も演出して、商業ベースに乗せる意図が見え隠れします。

事実に基づくと、うたっていますが…

事実と事実を組み合わせた演出と内容になっています。

登場人物に葛藤と苦悩を演じさせているのですが…

少しエンターテイメントになってはいないか…

と感じられます。

エピソードの中に…

専門家と称する某大学教授のエピソードが出てきます。

一般の方向けの書籍も書かれており…

YouTubeもやられていた方でした。

わたし自身も、当時、書籍も読ませていただき、参考にしたこともあり、YouTubeも拝見した記憶がよみがえりました。

映画では、この教授のエピソードを用いて、現場の混乱を表現していましたが…

それぞれの正義を表現しながら…

スポットライトは、現場の混乱に合わせていました。

この作品は何を伝えたいのだろうか?

そして、なぜ、エンターテイメントの要素も見せているのだろうか?

考えることが多くありました。

ひとつ言えることは、こんなことがあったという事実を残しておきたいということ。

なかったことにしないということ。

DMATという組織が存在して、実際に活動をしているということ。

DMATがボランティア精神からの活動を行っているということ。

DMATという存在を知って欲しいということ。

DMATとは、なんぞや?

と思われたら、ぜひ、映画を観てください。

医師会が協賛されているのは…

DMATの存在を世に知らしめたいとの思いもあったのかもしれません。

話を元に戻して…

ひとの噂は正しいものではないということ。

正義は、立場によって異なるということ。

いまの平穏な生活は、過去の事実に基づいて成り立っているということ。

コロナという見えないものが、人々を混乱させたという事実があったということ。

ということを伝えたかったのでしょうか…

そんなことを感じました。

わたしの私見です。

でも、やはり、作り物の商業シネマなのは間違いがありません。

登場人物それぞれに、少しづつ、格好よさが見えるんですよね。

でも…

見たいと思っていただかなければ…

見ていただけないわけですから…

映画はボランティアではないので…

感じることは、人それぞれということになりますね。

個人的に、少し考えることがあった作品でした。

コロナ禍…

時間の流れとともに、神話のようなものに変化するのかもしれません。

今日も生きています。

有難うございます。

どなた様も素敵な木曜日をお過ごしください。