予科練?

おはようございます。

今日も有難うございます。

5月25日の土曜日です。

今日も有難いのは?

過去に感謝ができるからです。

先日、予科練平和記念館というところに行ってきました。

茨城県の土浦というところにあります。

以前から、行ってみたいと思っていたところです。

行ってみて気がつくことがありました。

行ってみたいところに行ってみる。

行ったことがないところに行ってみる。

行ってみるものです。

予科練とは?

海軍飛行予科練習生のことです。

略して予科練と呼ばれていたようです。

海軍の航空兵になるための訓練の部隊です。

対象は14才から17歳までの男児で、7日間に渡る多方面の試験を受けて合格をすることで入隊の条件だったようです。

お国のために、厳しい選抜を受けて、その後は…

歴史で知ることができます。

入隊後も…

5時から6時に起床をして9時に就寝するまで…

船の中での従軍生活を模した日常と…

学習と体育が、みっちりと厳しく課せられていたようです。

当初は3年の訓練期間だったようですが…

戦時中は、短縮されたようです。

航空兵、つまり海軍の飛行機乗りですが…

その90%が殉職されているとのこと。

戦争末期は、ほぼ特攻要員であったようです。

青春の…

思春期の真っ只中を、お国のために…

その結果として、いまがあるわけです。

予科練の生活と実態と歴史を伝えるのが…

予科練平和記念館です。

その厳しい生活を感じ…

何のために学び、その時間と肉体を何のために捧げたのだろうか?

しかも、厳しい選抜を受けて…

その素質や能力を戦争以外のものに用いることができたならば…

と思わされました。

どうして、戦争が起きてしまったのか?

様々な要因がありますが…

いま、有難い生活と日本が存在していられるのは…

先達の魂があったからです。

何のために学び、何のために生きるのか?

生きたのか?

生きていたのか?

生きているのか?

そんなことを、当時の若者の生活に触れることで感じました。

肉体と脳をフルに働かせて、成長をさせて…

肉体の絶頂期に…

と思うと複雑な心境です。

個々の力を集結させることで、奇跡を起こしてきたのが、日本人の特性であり文化でした。

ただ、現代日本で…

そこまで、脳と肉体を働かせているのだろうか?

そこまで、パワーを使っているのだろうか?

使命感を持って生きている人がいるのだろうか?

と思いつつ…

複雑な気持ちになりました。

人生、大切に生きようと思いました。

いま、生きていられることに感謝です。

今日も有難うございます。

土曜日も宜しくお願いいたします。