脳の活性化だけではなく?

おはようございます。

今日も有難うございます。

最近の空き時間は、学会にWEB参加をしています。

そのために、知識や知見がバージョンアップできています。

日本の整形外科の外来診療は「ロコモ」の予防のテーマが重要課題になっています。

「ロコモ」の認知度を国民の80%にまで、引き上げたいとの思いがあるようですが…

統計的には、現在、50%とのことですが…

身近の一般の生活をしている方で「ロコモ」という言葉を話されているのを聞いたことはありませんね。

「ロコモ」とは、運動器の機能障害により低下した移動能力のために動けなくなった状態のことです。

つまり、生きていく上で介護が必要な状態のことです。

その予防のためには?

運動器の機能を保つこと。

運動器の障害にならないようにすること。

そのためには?

運動を習慣化して、筋肉と骨と血管と神経と気持ちを元気に保つことです。

運動の習慣化で、筋肉を強く保てることはもちろんですが…

マイオカインが脳の海馬細胞を活性化させてくれることもわかっています。

マイオカインとは、ある程度の負荷の運動を行うと筋肉から分泌される生理活性物質です。

この、マイオカインが脳や様々なところを元気にしてくれることがわかっています。

また、筋肉を強く保ち、しっかりと動かすことが、現代病の糖尿病の予防にもつながることがわかっています。

糖代謝の70%が筋肉で行われているとのことです。

生活習慣病の予防や治療にもなるのが、運動の習慣化です。

「ロコモ」の予防は筋肉と脳を刺激することで可能です。

昨日にも、書きましたが…

「こどもロコモ」

「スマホロコモ」

「がんロコモ」

「自粛ロコモ」

という概念も生まれてきています。

どれも、運動を習慣化することで予防が可能です。

というよりも…

「ロコモ」を予防すること、そのもので、人生が活発になりますね。

体を楽しみながら、生きていることを実感しながら動かすこと。

それで、筋肉も脳も活性化されて、心臓も血管も肺も活性化されて、元気になれますね。

日本を…

「ロコモ」を予防することで元気にさせること。

「ストップ ザッ ロコモ」

「ロコモ ゼロチャレンジ」

整形外科の学会に参加すると、そんなことを思います。

脳も元気で体も元気なのがいいですね!

筋肉は地球を救います!

木曜日もやりましょう!

宜しくお願いいたします!