転ばないでね!

整形外科のクリニックでは、様々な怪我をされる方がいらっしゃいます。

もちろん怪我だけではないのですが…

大きな怪我の原因は、一般的には転んでしまうことが多くなっています。

なぜ転んでしまうのか?

不注意?

だけではないんですね…

転んでしまう状況であったり、転びやすくなってしまっていたりとかするからです。

体力がないから転んでしまう場合もあります。

また、足が上がっていないで、蹴つまずいてしまうことが、きっかけで転んでしまう場合もあります。

足が上がらなくなると、1cmぐらいの段差でも蹴つまずいてしまい転倒されてしまうこともあるようです。

バランス感覚や筋力も転倒予防のためには必要です。

それと不注意に注意するということでしょうか…

ちゃんと見て、気がつくことも大切ですが、どうしても気がつかない時もあります。

そんな時の転倒予防には基礎体力、つまり筋力とバランス感覚です。

筋力とバランス感覚を身につけるには?

小さい時や若い時の運動経験が、効率的、効果的と言われています。

日本の寝たきり、つまり、重度の介護の要因は、骨折の関連が一割強と言われています。

実は骨折のほとんどが転倒を契機に起こっています。

転倒予防の予防は運動の習慣化。

可能であれば、小さい時、若い時からの習慣化が望ましいようです。

まさか、小さな頃に、介護予防になるとは思ってもいないし、考えてもいないかもしれませんが…

運動経験が転倒予防、介護予防につながります。

また、できれば、骨の強さを保ちたいですね?

ビタミンDを積極的に摂ること。

適度に太陽の光に当たることもビタミンDの活性化になるようです。

ある統計と研究データでは、適度な運動が、認知能力の保持にもつながるとの話があります。

週に150分、つまり一日に30分で週に5日以上の運動が、脳の活性化につながるとのことです。

少し心拍数が上がるぐらいの運動が好ましいとのことです。

運動、筋力の保持、バランス感覚、脳の活性化、骨密度が、骨折予防、転倒予防、介護予防のキーワードです。

余談ですが…

喫煙と飲酒は、転倒や介護のリスクファクターになるようです。

楽しみは、人生には必要なので、ほどほどに嗜みましょう!

何を楽しむのかは人それぞれです。

秋は、運動を楽しむにはいい季節です。

この秋から運動を習慣化してみませんか?

ちょっと楽しくて、気持ちのよい、みらいを楽しんでみませんか?

始めてみましょう!

運動習慣を!