足底腱膜炎
足底腱膜炎とは
- 40歳から60歳ぐらいの方のかかとの痛み
- 朝の起床時の、床にかかとをついたときの痛み
- 椅子から立ち上がったときのかかとの痛み
- 歩いているときの土踏まずの痛み
- ランニングやダンスをされる方のかかと痛み
- 安全靴を履かれるお仕事の方のかかとの痛み
足底腱膜炎とは
踵の骨についている足底腱膜が炎症を起こしている状態のことです。
足底腱膜炎の原因
扁平足や加齢に伴い足底腱膜が固くなったために、また、新しい靴の中敷きか足に合わないために、足に荷重をかけたときの足底腱膜とと踵骨の付着部に過剰なストレスが加わり、足底腱膜の付着部や踵骨に微細な傷や変性が生じることで生じた炎症です。
足底腱膜炎の治療法
- 足にあった靴を履くこと
- 靴の中敷やインソールの調整
- 足底腱のストレッチ
- 歩容の調整
- 消炎鎮痛薬の内服薬と外用薬
- 体外衝撃波療法
- PRP療法
足底腱膜炎の治療にかかる期間等
靴や中敷、インソールの調整と足底腱のストレッチ、消炎鎮痛薬の外用薬で、数日から数ヶ月で改善をすることが多いです。数ヶ月以上続く、難治性の痛みに関しては、体外衝撃波療法やPRP療法という保険外の診療が適応になります。詳しくは直接、相談される医療機関にご相談ください。
足底腱膜炎について院長から一言
年齢や生活習慣、靴によって生じることが多いかかとの痛みが足底腱膜炎です。靴や中敷、インソールの調整と足底のストレッチ体操などで改善することが多くなっています。ぜひ気軽にご相談ください。
※当院では体外衝撃波療法、PRP療法は行っていません。