外反母趾
外反母趾とは
- 足の見た目がよくない
- 足の親指のつけ根の部分が痛い
- 足の親指が外側に「くの字」に曲がっている
- 足に合う靴がない
- 歩くと足が痛くなる
- 足の裏の皮膚が厚くなり胼胝(たこ)ができやすい
外反母趾とは
足の母趾が第2趾のほうに「くの字」に曲がり、母趾のつけ根の関節が内側に突き出した状態。
外反母趾の原因
幅のせまいつま先が細くなった靴を履くことで、母趾のつけ根から先が圧迫されて母趾のつけ根の関節が変形します。ヒールの高い靴は母趾のつけ根にかかる外力が強くなるために外反母趾になりやすくなります。扁平足や肥満、足趾の筋力低下も要因になります。
外反母趾の予防と治療法
- つま先に余裕のある靴を履くこと
- ハイヒールを履かないようにすること
- 足の趾の体操を毎日できるだけ行うこと
- 足の趾で「グー、チョキ、パー」を行う体操
- 歩容の調整
- 中敷、インソールの調整
- 装具の着用
- 手術療法
外反母趾の治療にかかる期間等
外反母趾は、足趾の体操や靴やインソールを調整すること、歩き方を調整することで予防が可能です。手術が必要にならないように予防に努めましょう。
外反母趾について院長から一言
外反母趾は受傷直後の安静と腫脹の予防のための冷却がポイントです。不安定性などの後遺症を残したくはない場合は、しっかりと一定期間の固定を行って、徐々に生活強度を元に戻しましょう。