見ているものは?

おはようございます。

今日も有難うございます。

8月21日の木曜日。

予想最高気温は、34度から35度の横浜の朝です。

熱くなっている朝です。

まだ夏、真夏日です。

熱くなっていますが…

いまの日本は恵まれています。

先日、野町和嘉さんという方の写真展に行く機会がありました。

サハラやナイル、チベット、エチオピア、モロッコ、サウジアラビアなどに旅をしながら、現地の方々のリアルな生活を切り取られた写真を見せていただきました。

そこには、現代文明のライフラインは整備をされていない人間のリアルな生態が切り取られていました。

電気も下水道もガスもない…

住居の家屋もない…

もちろん、医療の整備も整っている状況ではありません。

人々は生きるために…

自然と共生をして…

自然というよりは大自然という方がしっくりとしますが…

大いなるものに祈りも捧げています。

ただ生きるためだけに、祈りを数日に渡り捧げ続ける行動と姿。

生きるという純粋な目的だけに生きている生活。

ただ生きるために生きている。

リアルな人間のひとつの形が切り取られていました。

いまの日本の人間の生活と環境とは、まったく異なる環境がそこにあります.

人間は、いまを生きるしかないのですが…

いまの日本を恵まれていると受け止めるのか…

それとも、余計なことを考えることもなく、純粋に生きることだけに特化している暮らしの方が人間らしいのか…

野町さんの作品から、様々なことを思わされました。

いまの日本も、野町さんの切り取れた画像の世界も、人間のリアルな生態があります。

とはいえ…

いま、日本の横浜で暮らせています。

いまの横浜と日本と地球、宇宙に感謝しつつ…

いまを生きるしかないのですが…

人間の暮らしには、様々な実態があります。

人間のリアルな生態の一部を見してくれつつ、芸術性も感じさせてくれる野町さんの写真は素敵でした。

この少年の目は何を見ているのだろうか?

そんなことを思います。

今日も有難うございます。

どなた様も素敵な木曜日をお過ごしください。