骨折り損のくたびれ儲け?
骨は折らない方がいい。 骨折り損のくたびれ儲け。 とは、よく言ったものです。 女性が閉経後に骨が弱くなることは、高齢化社会において大きな問題です。 今、日本の高齢者の方の寝たきりの原因の一割強が、骨折に伴うものと言われています。 なぜ、骨を折るのか? 骨が弱くなっていること。 そして、筋力が弱くなって転倒してしまうから。 この二つが大きな骨折を起こす要因になっています。 本当は骨が弱くならなければ
骨は折らない方がいい。 骨折り損のくたびれ儲け。 とは、よく言ったものです。 女性が閉経後に骨が弱くなることは、高齢化社会において大きな問題です。 今、日本の高齢者の方の寝たきりの原因の一割強が、骨折に伴うものと言われています。 なぜ、骨を折るのか? 骨が弱くなっていること。 そして、筋力が弱くなって転倒してしまうから。 この二つが大きな骨折を起こす要因になっています。 本当は骨が弱くならなければ
たまには整形外科の専門医らしいことを書いておきましょう。 肩こりが女性の愁訴のナンバーワンです。 男性は腰痛がナンバーワンです。 今回は、腰痛に関しては書いておきます。 基本的には医療のことや体のことはネットの情報は参考程度にして欲しい。 これは重要なことです。 ですから、これからお伝えすることも参考程度にしてくださいね。 本当は、腰が痛いな? 心配だな? そう思ったら、検索でこちらにたどり着く前
某週刊誌の医療に関する記事の暴走が止まらない。 困ったものです。 今週は、全身麻酔のリスクに関して、述べています。 いかに全身麻酔が危険極まりないかのようなイメージ操作をする表現が続きます。 麻酔自体が危険で寿命を縮めるかのような表現をしています。 かなりエビデンスに乏しい記事です。 この医療関係の記事ですが、数週に渡っており、確信的な意図もありそうです。 雑誌の役割と意図は何なのだろうか? そう
腱鞘炎って、ご存知ですか? 言葉は聞いたことがあるかもしれませんね。 手指や手首をよく使う女性に多くある状態です。 女性ではなくてもなることはあります。 手首から指先の痛みや引っかかりを、何気なく腱鞘炎と呼んでいる場合もありますね。 ばね指、断発指、ケルバン腱鞘炎は呼び方が違うだけで、皆、腱鞘炎のことです。 腱鞘って、なあに? ということですが、腱の鞘と書きますね。 腱のトンネルのこと、ベルトのこ
膝の痛みに悩んでいる方は多いと思います。 肩こり、腰痛、膝の痛みが整形外科に来られる方のビッグスリーです。 男女に関係なく、痛みを覚えることが多いのが膝の痛み。 もちろん、私は専門医ですので、膝の痛みはおまかせいただきたい。 手術適応以外はおまかせください。 さて、こちらを読んでいる方は膝の痛みに悩んでいる方が多いと思います。 では、どうしたらよいのでしょうか? ズバリ、答えます。 検索をして、調
最近、某週刊誌が医療系の記事を数週にわたって連載しています。 医療は危険、気軽に医療を受けてはならない。 手術や薬の服用は要注意! 危険が多くある! そんな内容です。 確かに医療にはリスクがあります。 リスクがない医療はありません。 ただし、現代医療に救われている方が大多数です。 多くの医療人が気持ちを持って仕事をしているのも事実です。 リスクに関しても承知をしています。 リスクに関しては患者様の
昨日、雑誌の医療の記事で気になることがあった。 医者が手術をすすめても受けてはいけない。 手術をしてもいい結果につながらない。 手術にはリスクがつきもので、気軽に受けるものではない。 手術を受けても治ることはなく、悲惨なことになることもある。 メリットよりデメリットが多い。 そんなことを、医療評論家や医師の資格のある医療評論家のコメントを織り交ぜながら、延々と書いてある記事。 整形外科の分野の手術
いま、骨粗鬆症の治療は進化しています。 約十年前から、新しい薬が多く出てきています。 そして、効果的な薬が多い状況です。 どの薬も一長一短です。 飲むタイプのお薬。 毎日、飲むものから、週に一回、月に一回のもの。 ただし、飲み方に簡単な注意点と、歯科での抜歯の治療のときに相談が必要になります。 非常に効果的ですが、毎日か週に一回の注射のタイプの薬があります。他の薬よりは価格が高いこと。また、保険適
膝の痛みは、高齢者の方だけのものではないんですよ? ご存じでしたか? 膝の痛みの代表的なものは、変形性膝関節症という病名のものです。 膝関節の関節面の軟骨が損傷して消耗をしている状態です。 主に高齢者の方が多くなられます。 ただし、高齢者だけではありません。 半月板というところを怪我をされたり、靭帯が怪我で緩くなられている方は、高齢ではなくても、軟骨に負担がかかり、消耗と損傷につながります。 この
学校医健診での健診項目が、この四月で変わったようです。 少し整形外科的な項目のチェックが増えたようです。 以前は、整形外科的なものは体幹部のチェックが主なものでした。 今度の変更で四肢の機能チェックも必要になったようです。 校医検診での、整形外科的な疾患の有病率は約一割前後と意外に高い確率のようです。 以前は側弯の確認がメインでしたが、現在は四肢の機能、つまり外反肘や股関節、膝、足関節の機能のチェ