おはようございます。
今日も有難うございます。
10月23日の金曜日。
予想最高気温は、21度の横浜の朝です。
例年より2度高い気温になっています。
今日は、横浜が誇る食文化のお話です。
横浜といえば…
中華街?
崎陽軒のシウマイ?
そして…
家系ラーメン!
ラーメンが好きな私にとって、家系ラーメンは身近で親しみのある食べ物です。
いまでは全国各地で食べられる家系ラーメンですが…
その原点が、横浜市磯子区の杉田にあることをご存じでしょうか?
今日は、家系ラーメンの魅力と歴史、そして健康との関わりについてのお話です。
家系ラーメンって、どんなラーメン?
家系ラーメンの特徴は…
豚骨醤油の濃厚なスープ
鶏の脂である「鶏油(チーユ)」の香りとコク
もちもちとした中太のストレート麺
そして…
海苔、ほうれん草、チャーシュー
この組み合わせが、家系ラーメンの基本です。
さらに、麺の硬さ、味の濃さ、油の量を自分の好みに合わせられるお店が多いことも特徴です。
ご飯との相性も抜群ですね。
海苔をスープに浸して、ご飯と一緒にいただく。
これも家系ラーメンの楽しみ方の一つです。
家系ラーメンは杉田から始まった!
家系ラーメンの歴史は、1974年にさかのぼります。
創業者の吉村実さんが、横浜市磯子区杉田に開いた「吉村家」が、その始まりです。
わたし自身も杉田でやられていた「吉村家」さんに行ったことがあります。
ラーメンも印象的でしたが、テレビのドキュメントに出られていた吉村社長のキャラクターも印象的でした。
実は、お店が終わったあとに、吉村さんがオーナーを務める古本屋さんがあり、そこの店番を吉村さんはやられていました。
読書をしながら、店番をされていました。
かなり、大きな古本屋さんで、本の好きなわたしは、吉村家さんよりも、こちらの本屋さんに行くことが多かったかもしれません。
実は、そこの古本屋さんに通っていたときには、吉村さんがラーメン屋さんで、吉村家さんのオーナーだとは知らないで通っていました。
いまでは伝説になっている、吉村家さんのテレビドキュメントを見て、あの古本屋さんの店番をされているのが吉村さんだったと知ったのです。
ドキュメントの吉村さんとは、違った感じで、静かな感じの吉村さんのイメージの記憶が残っています。
ラーメン屋さんに劣らず、品揃えが豊富な本屋さんで、本好きにはたまらないお店だったことを思い出します。
話を戻し…
吉村実さんがラーメンの世界に入るきっかけの一つとなったのが、全国各地に店舗を展開していた「ラーメンショップ」でした。
ラーメンショップで働いた経験を通じて、ラーメンづくりの基本や商売のあり方を学び、そこから独自の工夫を重ねていったといわれています。
ラーメンショップでの経験を源流として、九州の豚骨ラーメンと、関東の醤油ラーメン。
それぞれの魅力を組み合わせた、新しい一杯が生み出されました。
当時としては、独創的なラーメンだったのでしょう。
杉田の吉村家から生まれた味は、評判を呼び、多くの人に愛されるようになりました。
また、家系ラーメンを語るうえで欠かせないのが、麺の存在です。
吉村家では、酒井製麺さんがつくる特製の麺が用いられてきました。
濃厚な豚骨醤油スープに負けない、もちもちとした食感と、しっかりとした存在感。
一般的なラーメンの麺とはひと味違う、家系ラーメン独特の、逆切りで、短めの中太麺です。
スープ、鶏油、かえし、具材、海苔、そして酒井製麺さん特製の麺。
これらが一体となって、家系ラーメンならではの味わいをつくっています。
その後、吉村家は横浜駅周辺へ移転。
現在、創業の地である新杉田では、吉村家直系1号店の「杉田家」が、その流れを受け継いでいます。
杉田から始まったラーメンが、横浜を代表する食文化になったのです。
本牧家、そして六角家へ!
家系ラーメンの歴史を語るうえで、忘れられないのが「本牧家」と「六角家」です。
1986年、吉村家の2号店として、本牧に「本牧家」が誕生しました。
本牧という土地の名前を冠したお店です。
そして、本牧家で店長を務めた神藤隆さんが、1988年に六角橋で「六角家」を開業します。
実は、神藤さんは、もともと洋食の料理人だったそうです。
その後、好きだったラーメンの世界に入り、吉村家のもとで修業を重ねました。
六角家さんは、一番、通った家系です。
新聞に、本牧の名物ラーメンを任されていた神藤さんが、六角橋で新たな挑戦をするというような紹介をされていて…
開店して、数日で、足を運んでファンになりました。
六角家は、豚骨の旨味と醤油のバランスを大切にした一杯で、多くのファンを獲得します。
酒井製麺さんの特製麺を使った、家系ならではの中太麺が、濃厚なスープとよく合っていました。
硬めの海苔とスープの相性も抜群で、海苔多めでいただいていたことで、ノックアウトをされてしまいましたね。
1994年には、新横浜ラーメン博物館の開業メンバーとして出店。
横浜の一杯を、全国から訪れる人たちに紹介する大きな役割を果たしました。
その後、六角橋の本店は閉店しましたが…
2024年には、新横浜ラーメン博物館で「六角家1994+」として復活しました。
創業者の思いを、弟子や家族が受け継いだのです。
味を守りながら、時代に合わせて進化する。
ラーメンにも、そんな歴史と人の物語があります。
家系ラーメンのいいところは?
食事として考えてみると…
家系ラーメンにも、いくつかのよい点があります。
麺からは、身体を動かすエネルギー源となる炭水化物
チャーシューや卵からは、筋肉の維持に必要なたんぱく質
ほうれん草からは、ビタミンやミネラル、食物繊維などを摂ることができます。
これだけで栄養バランスが十分というわけではありません。
食事には、栄養を補給する役割だけでなく、好きなものを、おいしく、楽しくいただくことで、人生を楽しむという大切な役割もありますね。
ただし、健康のために注意したいこと!
家系ラーメンを楽しむうえで、気をつけたいのは…
塩分、脂質、そして食べる量です。
濃厚な豚骨醤油スープには、食塩が多く含まれる場合があります。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2025年版」では、成人の食塩摂取量の目標は、男性が1日7.5g未満、女性が6.5g未満です。
高血圧などで減塩が必要な方は、さらに注意が必要です。
また、鶏油や豚骨由来の脂質、麺やご飯の炭水化物が重なると、摂取エネルギーも多くなりがちです。
健康を考えるときは、ラーメン一杯だけで判断するのではなく、日頃の食事全体や体調、持病なども含めて考えることが大切です。
特に、医師から食事制限や減塩の指示を受けている方は、自己判断せず、指示に従いましょう。
好きなものを楽しむためにも、健康でいよう!
食事を楽しむことは、人生を楽しむことです。
健康のために、好きなものをすべて我慢する必要はありません。
一方で、好きなものばかりを、好きなだけ食べ続けることも考えものです。
大切なのは…
楽しむことと、整えること。
その両方を大切にすることです。
横浜・杉田から始まった家系ラーメン。
ラーメンショップを源流として、吉村実さんの工夫から生まれた味は、酒井製麺さん特製の独特な麺とともに、多くの人に受け継がれてきました。
一杯のラーメンが、多くの人の努力や工夫によって、全国へ広がっていったのです。
伝統を受け継ぎながら、新しい挑戦を続ける。
そんな姿勢も、素敵ですね。
おいしいものを、おいしくいただける身体。
そして、食べに出かけられる元気な身体。
これからも大切にしていきたいと思います。
「みらい」には希望を!
「過去」には感謝を!
そして…
「いま」の現実を大切に!
よく動き、よくやすみ、よくいただき、よく眠り、よく目覚め、よく思い、また、よく動きましょう!
今日も一日…
みんなが元気で笑顔なのがいいですね!
金曜日もよろしくお願いします。
横浜から日本の元気を応援しています。
参考資料
- 農林水産省『aff』2024年12月号「年表でたどるラーメンの歴史」
- ラーメン杉田家 公式サイト「家系について」
- 新横浜ラーメン博物館「六角家1994+」
- 農林水産省「食塩の取りすぎに注意」
- 厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2025年版)』
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