学童期や成長期のスポーツ障害は?

おはようございます。

今日も有難うございます。

3月5日の水曜日です。

4月から新学期や新入学の時期になりますね?

新しいコミュニティに参加をすることも多くなりそうです。

学校では…

新しいクラスメイトや友だち…

クラブ活動で運動を行うことも新しいことではないかと思います。

クラブ活動は、スポーツでなければ…

オープンAIの活用のクラブもできるかもしれませんね。

ところで、学童期に行うスポーツですが…

大切です。

学童期の運動経験が…

体力アップやバランス感覚の向上につながるということはもちろんですが…

脳機能の向上にもつながることがわかっています。

また、将来の認知症や介護の予防…

健康寿命の延伸にもなることがわかっています。

学童期の運動にはいいことしかなさそうです。

ただし、学童期の運動には、注意も必要です。

成長期は、骨の発達が未熟です。

身長が伸びている間は、運動のやり過ぎには注意が必要です。

やり過ぎてしまうことで…

骨膜の炎症や損傷、骨端線の損傷、関節や関節周囲の損傷を起こすことがあります。

やり過ぎを控えることで。予防ができるのが学童期の骨の損傷です。

投球をし過ぎてしまうことで生じる野球肘やリトルリーグショルダー

サッカーや跳躍、スタートダッシュとストップをくりかえるスポーツに多いオスグッド病

体幹部を捻ることを繰り返すことで発生する腰椎分離症

起き上がる動作やキックやランニングをやり過ぎて起きる鼠径部の痛みのグローイングペイン

走り過ぎてしまうことで発生する下腿のシンスプリントや疲労骨折や足部の疲労骨折

蹴り過ぎて生じるフットボーラーズフット

主な学童期のスポーツ障害を思いつく限りあげましたが…

やり過ぎを抑制することで、予防が可能です。

身長が伸びている間は、まだ骨組織が未熟です。

身長が伸びている間は、やり過ぎには注意をしましょう。

高校野球の投手も肩や肘の障害の予防のために、投球数の制限が当たり前になってきました。

未然に防げる障害は予防して…

スポーツの本来の目的は…

楽しみながら体を動かすことです。

やり過ぎを抑制しながら、スポーツは楽しみましょう。

学童期に生じた骨や関節周囲の損傷は、大人になってからも影響が残ることもあります。

初期の学童期の運動障害ならば、少し休むことで回復も期待ができますが…

気合いと根性でやり続けると、将来にまで影響のある障害になってしまうこともあります。

スポーツを長く続けるためにも…

また、スポーツを楽しむためにも…

学童期のやり過ぎには注意と配慮が必要です。

学童期のスポーツや運動は、楽しみながら、続けられるように続けることです。

気合いと根性で頑張るのではなく…

続けることを楽しむこと。

大切にしたいことです。

大人になってからもスポーツを楽しむために…

健康寿命の延伸のためにも…

楽しみながら行うスポーツと運動を心がけましょう。

学童期や成長期のスポーツ障害は、勇気を持って休むことで予防が可能です。

やり過ぎを防ぐことで予防ができます。

やり過ぎ注意報です。

町の整形外科の医師としての提言でした。

本日も宜しくお願いいたします。