ガーゼオーマ?

昨晩も、Dr.X 外科医大門未知子を観させていただきました。

面白い…

隙もない、と思います。

かなりの芸達者が、脇を固めて、舞台仕立てのようなドラマ仕立てになっていますね。

また、実際にありそうなシュチュエーションをうまく設定しています。

外科医が不倫をするのか?

意外に多いかもしれません。

外科医がミスをするのか?

こっそりあるかもしれません。

そんな心理を巧みに表現していたのが、昨晩の舞台設定です。

ガーゼオーマってあるの?

そう思う視聴者もいたのではないでしょうか?

あまりあることではありません。

でも、なくはないこと。

20年前は、レントゲンに写らないガーゼを手術で使っていたのか?

私が研修をしていた前後ですが、当時の大学病院では、レントゲンに写るガーゼを用いていたように思えます。

まあ、まれにあるエピソードから脚本家がうまく話として作り上げたのが、昨日の作品ですね。

昨日の作品は、かなりいい出来であったのではないでしょうか?

20年も放置されたガーゼを取り除くのは簡単ではない。

心に取り残されたしこりも20年以上も経ったものは取り除くのは簡単ではない。

どちらも、男の意志がそこにある。

不倫の代償…

ってやつ…

大門未知子ことDr.Xは、心のしこりまでも無意識のうちに取り除いてしまうのが、観ているものの気持ちよさにも通じる昨晩の素晴らしいストーリーでした。

もちろん、米倉さんの細くて長い脚、内田有紀さんの同様の脚も、ちょっと気分転換で見どころかもしれません。

手術シーンの米倉さんの見開かれる目も、毎回なのですが引き込まれるものがありますね。

お約束の術後の手当てもいい感じ。

いわゆる医療のシュチュエーションコメディーではあるのですが、よく仕上がっているコメディーです。

ありえない話をありえる要素を織り交ぜつつコメディーとしてよく仕上げています。

いたしません…
私、失敗しないので…
御意…

という決め台詞も期待を裏切りませんね。

来週も観てしまいそうです。

これから、いたしちゃう…私です!