「ケイスケ ホンダ?」プロフェッショナル?

先日、放送されたプロフェッショナル仕事の流儀。

いま、注目のサッカー選手の本田圭佑選手の密着ドキュメント。

ネットのニュースでは物議を醸し出しています。

また、議論も湧き上がっているようです。

プロフェッショナルとは?

と問われた本田さんが「ケイスケ ホンダ」と答えたこと。

監督のサッカーに追従して選ばれても、という発言が誤解を生じていそうです。

ネットのニュースや切り取れた言葉だと、確かに問題かも?

この男?

傲慢なんじゃないのか?

と思われるでしょう。

番組の全てを観て、よおく考察をすると傲慢とも私自身は思えませんでした。

かなり、示唆に富む内容。

本田圭佑さんが、プロフェッショナルであることが理解される内容でした。

また、本音を話しているのも感じました。

プロフェッショナルというよりも、人間本田圭佑という感じでしたね。

今現在は、31歳とのこと。

人生は折り返していませんが、それなりの苦悩も感じさせながら、それでも恵まれているのではないのか?

とも思わせる内容。

日本代表として目立つ活躍を続けてきた本田さん。

現在は、日本でプレーを見られるのは、日本代表チームの試合とメディアを通してということになります。

この約十年間は海外のチームでのプレー。

ですが、海外でプレーをしているからこそ、今があるとも言えそうです。

日本のプロのレベルが、少し低いのかも?

とも考えさせられました。

本田さんが、なぜ、今期はメキシコのパチューカでのプレーを選んだのか?

ヨーロッパでのプレーを選ばなかったのか?

そこに、深い意味と強い意志が見えました。

本田さんのゴールは遠いところにあります。

そして、いくつものゴールがあることが理解をされます。

だから、パチューカでのプレーであったわけです。

一つのゴールがジャパンのメンバーとして、今回のワールドカップでプレーをすること。

ハリルジャバンのA代表に選ばれることが、目標の通過点であったことが伝わってきました。

目標設定や、言っていない、公言していないゴールのことも、うっすらと伝わってきましたね。

例えば、怪我をしないことも、目標の柱の一つだとか?

では、怪我をしないためには、どうしたら良いのか?

練習を控えることと語る本田さん。

それでも、ハードな練習を継続している本田さん。

なぜか?

結果を出したいからだと思われました。

ご自分が決してプレイヤーとしては、世界の中では上手いプレイヤーではないことを知っています。

器用ではないことも分かっているようです。

なぜ、メキシコを今回の主戦場にしたのか?

目的は明確で、ワールドカップで結果を出すためだと理解ができます。

器用ではなく、上手くはないけれど、圧倒的な結果を出せるようにバージョンアップをするために、メキシコのパチューカという舞台で練習をして予行演習をして、本番で結果を出したいという思い。

高地でトレーニングをして、心肺機能を強化して、試合に出て、圧倒的に結果を出して、日本代表として選ばれて、ワールドカップに出て結果を出すこと。

プロとして、日本代表として、ワールドカップで結果を出すこと。

その決意が伝わってきました。

選ばれるための活動をするのではなく、やること、やるべきことをやって選ばれたい。

ハリルジャバンに選ばれるべくして選ばれたい!

そして結果を出す!

その思いが伝わってきた放送でした。

言葉と映像が切り取られると傲慢とも映りますが、非常に謙虚で考えている人であることが理解をされます。

また、その目標が、ワールドカップで結果を出すことだけではないことが、伝わってきましたね。

目標や目的の明確化が大切ということを知らしめてくれる放送でした。

公言していない目標や目的もあることが伝わってきましたね。

さあ「ケイスケ ホンダ」のショータイムの結果は?

気になりますね。

世界を相手に戦ってきた31歳に注目です!