若い人も…

膝の痛みの代表的なものは、変形性膝関節症という病名のものです。

膝関節の関節面の軟骨が損傷して消耗をしている状態です。

主に高齢者の方が多くなられます。

ただし、高齢者だけではありません。

半月板というところを怪我をされたり、靭帯が怪我で緩くなられている方は、高齢ではなくても、軟骨に負担がかかり、消耗と損傷につながります。

この場を見ている方は、比較的若い方が多いかと思います。

半月板の損傷や靭帯の損傷が、過去にあった場合は、変形が比較的、若い世代から起きる可能性があることを知っておいてください。

では、軟骨の消耗と損傷の予防にはどうしたらよいでしょうか?

太腿四頭筋の筋力強化。

下腿と大腿の軸を安定化させる使い方の学習。

サポーターの使用。

などが推奨されます。

膝の変形って、お年寄りだけのものではありません。

継続する膝の痛みは、もしかして膝の軟骨の消耗や損傷がある場合があります。

もしかしたら、山中先生iPS細胞が、いつの日か軟骨の再生を可能にしてくれるかもしれませんが、まだ、実用性が見えていません。

ということで、太腿の筋力強化と使い方を意識したいですね。

そのためには、若いうちからの、ほどほどの運動生活を意識したいですね。

膝と太腿は大切にしたいですね。