ほぼほぼ一生懸命?

おはようございます。

今日も有難うございます。

8月20日の土曜日。

明日までお休みをいただいています。

有難うございます。

8月22日の月曜日より診療を再開します。
整形外科、スポーツ障害、皮膚科一般、肩こり、腰痛、膝の痛みはおまかせください。

月曜日のお越しをお願いいたします。

さて、関東地方は不安定な天気が続いていますね。

雨が降ったり、曇ったり、今朝は雨が舞う朝です。

夏に忘れ物をしない。

夏を諦めない。

そんな感じで週末は過ごしたいと思いますね。

先日、所用があり都心に一日いる機会がありました。

お昼の食事は外食だったのですが…

予定がある一日でしたので気軽に入れて、気軽にいただけるところに駆け込みました。

また打合せと称し、お茶のできるところに入ってみました。

ふと気がついたことがあるのですが、給仕をしてくれる方がほとんどが外国の方です。

最近、若手の方が、ほぼほぼ、こんな感じになっていますという言葉を使うことを耳にしますが、誰が使い出して、世間のスタンダードになったんだ?

と話が逸れましたね…

調べてみたら、ほぼを強めた意味合いを持っているようです。

95%から99%という意味。

完全ではないという意味のようです。

昨年あたりからのトレンドのようです。

使用例としては、ほぼ、ほとんどできているが、もう少しの状態のことを、ほぼほぼ大丈夫です。ほぼほぼ、できています、というような使い方をするようです。

完全に近い不完全な状態で使うようです。

どなたが使い始めたのか?

誰が使い始めたのかはわかりませんが、メディアのバラエティー等の中で使われようになり、広まっていったようです。地方のラジオ番組の名前にもなっていたりとかするようです。

さて、話を元に戻しましょう。

都心の外食産業やサービス業では東南アジア系の方の就労率が高いんですね。

学生の方などが多いのでしょうね…

かたことの日本語で一生懸命に給仕をしてくれてサービスもしようとしてくれています。

よく考えてみると日本の方が国内で働く場所が少なくなっているということですね。

賃金が低くて、それでいても一生懸命に働いている外国の方。そこには思いを持って働いているからなのでしょうが輝いていました。

ふと思いを巡らすと、実は医療の現場でも外国の方が働いていることを見かけるようになりました。

まだクリニックで働いている方は見かけたことはありませんが、病院では結構見かけるようになりました。

働くからには、自分ができることに一生懸命に、言葉が自由ではないからこそ一生懸命に働いているようにも感じます。

日本人でもできる仕事ですが、賃金の問題や生産性のことを考えると、どなたがやってもいい仕事は外国の方が働くようになるのかもしれません。

ましてや、TPPが締結されたら、尚のこと、生産性の低い仕事や誰がやってもいい仕事は外国の方が行うようになるのかもしれません。

一生懸命さが格好悪いという風潮も最近の日本人は持っているようですが、一生懸命になること、一生懸命さから得られること。一生懸命になれる喜びを忘れてきているようにも思います。

私は戦後の混乱期や成長期は体験していませんが、かつての日本は些細なことや、すぐそこにある幸せを感じられた社会だったのでしょう。

実は、よっぽど今の社会や文化の方が快適なのですが、不幸せや不満足を感じている方は、かつてより多くなっているのかもしれません。

その昔は、やりたいことだけをやっていたか、一生懸命に生きるしかなかった時代だからなのだと思います。

外国の方の一生懸命さを見ていると、一生懸命になっていることで、幸せ感を感じているんだろうな?将来やみらいに思いを馳せながら働いているんだろうな?

そう感じました。

今の日本は満たされています。

実はそのことを忘れている人が多くなっているようにも感じます。

一生懸命さに意味を感じられなかったり、一生懸命を格好悪く思ったりするのでしょうね。

本当の意味で一生懸命になったこともないのに…

私は頑張っているというポーズを見かけることもありますが、結果が伴っていない場合は、それって本当に頑張っているのかな?と感じてしまう若い世代に接することもありますね。

一生懸命になり、幸せを感じて、一生懸命になって得られた結果を実感すらしたこともない若い世代が多くなっているかもしれません。

この休み中にリオ五輪で活躍した選手、銀メダルや銅メダルでも頑張った選手の姿や、一生懸命にカタコトの日本語で給仕やサービスをしながら働いている外国の方の姿を見て、思うところ、感じることが多くありました。

金メダルではありませんでしたが、吉田沙保里さんだって福士加代子さんだって、輝いていて美しかったですね。

なぜって?

やりたいことに一生懸命になった結果の姿だからです。

やりたいことや夢を持っていない若者が多くなっているのかもしれません。

自分が自分でやりたいこと?

それを持っていると人って輝いて、素敵になるんだ…

そういう自然な素敵さっていいな…

そう思った夏休みの土曜日です。

もう少しお休みをいただきますが、ご理解、ご留意ください。

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