運動器疾患で愁訴が、一番、多いのは肩こりです。

肩こりに関しては、別の機会に述べさせていただきます。

今回は、腰痛に関しては、少し書いておきます。

肩こりに次いで多いのが腰痛です。

整形外科の医師であれば、誰しもが腰痛の対応は行えます。

もちろん、私も整形外科の専門医として対応をさせていただいています。

個人的にクリニックでの診療を生業としていますので、私が行えることは保存的加療になります。

言い換えると、手術以外の治療を行っています。

手術適応にならない腰痛に関しては対応をさせていただいています。

また、結果にもつながっています。

現在、腰痛になる疾患で手術が必要で、適応になることは少なくなっています。

なるべく手術による加療は行わないことが好ましいということになっています。

手術適応を満たさない腰痛に関しては、入院や手術を行わないクリニックでも、対応が行えます。

手術適応の詳細に関しては、直接、関わっている、整形外科の専門医の先生に、直接、問い合わされることをすすめます。

簡単に手術適応を示しておきますが、神経が強く障害されている場合です。

手術適応の詳細は、直接、整形外科の専門医におたずねください。

大切なことは、腰痛の原因が何なのか？

原因がわからないまま、曖昧なままの対応は危険です。

具体的に原因の本質を知るためには、レントゲンやMRIでの精査が必要になります。

原因が特定ができない腰痛、症状が継続している腰痛、下腿の筋力低下を引き起こしている腰痛は、MRIを行い原因を検索し、特定し、評価を行うことが好ましいと判断されます。

MRIなどで精査が必要になる腰痛は、かなり痛くて、日常生活にも支障をきたすことが多くなっています。

大抵の腰痛にはMRIは必要にはなりません。

多くの整形外科の専門医ならば、MRIを行わなくても対応を行うことが可能です。

大切なことは、MRIが必要な腰痛を判断することです。

これも、整形外科の専門医ならば判断ができます。

腰痛の治療のポイントは、原因を特定し、原因の状況を判断し対応を行うことです。

原因の正確な特定と判断は医療機関でのみ可能です。

腰痛の原因の特定と加療に関しては、まずは、お近くの整形外科の専門医にご相談ください。

クリニックでも対応を行えます。

手術適応かどうかの判断が整形外科の専門医としての腕の見せ所です。

腰の痛みでお悩みの方は、遠慮なく、お近くの整形外科のクリニック、整形外科を標榜している診療所や病院におかかりください。

もちろん、私のところでも対応をさせていただいています。

手術適応があり対応が厳しい場合は、近くのMRIでの精査が可能で手術加療が行える施設へ紹介をさせていただいています。

腰痛に関しては遠慮なくご相談ください。

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