リウマチ?

リウマチ?

たまに聞く、ご病気の名前です。

でも、何だかよくわからない病気ですね。

正式には関節リウマチと呼びます。

手が何となく腫れて痛くなる病気。

治らない病気。

何となく、よくない病気。

そう、お思いの方も多いかもしれません。

確かに手や手関節が腫れる病気です。

ただし、放置をすると手や手関節だけの症状に止まりません。

リウマチという病気を簡単に概略を書いておきましょう。

リウマチは免疫の病気です。

免疫とは、自分自身を守る防御システムのことです。

自分以外の細胞や物質を異物と認識して攻撃するシステムです。

あるときに自分の細胞をも異物と認識して攻撃するようになった状態です。

関節の周囲にある滑膜がそういう反応して、関節内の軟骨を攻撃して変形を起こすようになります。

現在、診断基準がしっかりと決まっていますので、リウマチ学会の専門医、もしくは整形外科の専門医であれば、診断ができます。

適切な診察と問診、レントゲンと血液検査を行うことで、ほぼ診断できます。

また約10年前より、リウマチに有効な薬剤が多く使えるようになりました。

それまでは、対症療法のみで関節の変形の予防はできませんでした。

約10年前より、多くの有効な薬剤の登場で骨の変形や進行の予防ができるようになりました。。

適切な診断と適切な薬剤を用いることで、リウマチのコントロールは可能です。

ただし、定期的に医療機関に関わり、レントゲンや血液検査で、その時の状態の評価が必要になります。

また、定期的に薬剤の副作用等の確認も必要になります。

そのために、関節リウマチはかかりつけ医を持たれることをすすめます。

詳しくは、お近くの、リウマチ専門医か整形外科専門医にご相談ください。

ネットを見て、情報収集をして、心配をしたり、悩まれているのでしたら、直接、医療機関に行かれてみてくださいね!

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