天空の蜂を観て

公開早々の天空の蜂を観てきました。
 
意外に重厚感を感じ、観終わった後に尾を引く作品でした。

この作品は、役者さんの演技が重要なファクターになっています。役者さんの演技がチープな感じだったら、映画そのものを観ることも耐えられない作品になったような気がします。役者さんの演技が、とても素晴らしい作品です。

主役の江口さんと本木さんの重厚な演技の応酬が素晴らしかったですね。

また綾野剛さんの憑依型のような演技も圧巻でした。脇役ですが、その存在と不気味さがなければ、この物語を安っぽくします。綾野さんの不気味な演技も、この話の中に引き込む役割として重要なものになっています。綾野さん、ちょっといい役者になっています。

その他にも著名な方の出演が多い作品でしたが、無名の知らない俳優さんも多く出演していて、陰と陽という感じで、演出にひと役かっています。

セリフも、深いセリフが多く、原作を読むと、もっと深く言葉が刺さってくるような気もしましたね。

親になる覚悟、そして親としての責任への思い…

というのが、一つのキーワードです。

子どもと家族を守れるのか?
日本を守れるのか?
科学とは?
技術は何のため?

そんなことも問いかけてきます。

目立たなくても、役目、役割があるのが人間という存在ということも表現しています。

こちらの作品ですが、原作を読むと、もっと東野圭吾さんの意図したテーマが心の中に入ってきそうです。

本当に、守るもの、守るべきもの何?

それぞれの立場で、せれぞれの方々が問いかけてきますね?

あなたが命をかけて守りたいものは何ですか?
そんな作品です。

映画館で観て、後味を楽しんでみてください。
後味が残る作品です。

本木雅弘さんの怪演が、作品に、かなりの後味を出してくれていると感じました。

いい作品、意外に重い作品でした。

秋の夜長に、いい映画かもしれませんよ!

ぜひ、映画館で、ご鑑賞くださいね!